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日光「和楽写真館」所蔵の
ガラスネガティブ
数年前、懇意にしている日光の写真館より明治時代に撮影された数十枚のガラスネガ預かりました。現在の和楽写真館さんの2代前の方が撮影されたと思われる100年以上前の写真です。右に5点だけ載せときます。面白半分で預かったはいいものの、大学の先生のくせに研究論文など一度も書いたことのない私。なんと綺麗な、そして高解像度の写真だろうと、眺めるばかりで時が過ぎました。昨年、このガラスネガティブを一通りRCペーパーに焼き付け、そのクオリティと写っている内容の謎を再確認し、今後詳細を調べてみようようと思っているところです。日光東照宮境内、二荒山神社、眠り猫、三猿などおなじみの被写体にくわえて鎌倉、富士川、伊勢志摩、嵐山、宮島などなど日本全国の精細な風景写真も多数含まれています。
明治の乾板と湿板に秘められた謎。はたして僕の力でどこまで調べられるのか? 写真史研究者でご興味のある方いらっしゃいましたらお助けくださいませ〜。
細田秀明
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